梶浦一郎先生、鈴木恒彦先生の編集 書籍「脳性麻痺のリハビリテーション実践ハンドブック」出版2016年04月08日(金)
梶浦一郎先生、鈴木恒彦先生の編集により、「脳性麻痺のリハビリテーション実践ハンドブック」が市村出版より出版されており、今までにない包括的な内容が話題になっています。
本書は、現在の日本における脳性麻痺に関わる医療、すなわち、小児科、整形外科に始まり、小児外科、歯科、麻酔科まで網羅しつつ、看護、リハビリテーション、保育、ケースワーク、そして、家庭への訪問の実践までをも解説しており、多職種連携による協働を体現した実践的かつ学際的な内容となっています。
医療技術を用いた具体的な援助活動をすべての関連分野に理解できるよう、図・写真を多用した実践的ハンドブックで、具体的な手段を示すことに徹し、理論、成績などをあえて述べていないことが、本書の特徴です。現在、地域の包括的な支援・サービス提供体制の構築が推進されており、超重症児が在宅で生活するようになってきている中で、これらの子ども達や家族を支えるための、呼吸・摂食嚥下・側弯・障害児歯科・麻酔・在宅支援なども多く記述されています。
本書を参考にして、多くの療育関係者の実践に統合していける一冊です。ぜひ、ご一読ください。
ABPIA Tutor’s Module 2015 ご案内2015年12月21日(月)
テーマ:「正常発達の治療への応用2」
日時:2016年2月13日(土)10時~17時、2月14日(日)9時~12時
会場:大阪発達総合療育センター 5階地域交流スペース
講師:紀伊克昌 ABPIAシニアインストラクター
内容:12月の教育セッションで行いました発達の討議と課題発表をさらに進め、模倣演習、治療応用のハンドリング練習を中心に行います。
(ABPIA事務局 西野紀子)
ABPIAチューターズモジュール日程変更のお知らせ2015年11月30日(月)
2015年12月19日(土)20日(日)に予定されておりましたABPIAチューターズモジュールの日程が2016年2月13日(土)14日(日)に変更されました。
2015年度ABPIA総会および教育セッションが 開催されます(大阪)2015年10月24日(土)
2015年10月24日(土)、25日(日)の2日間、大阪の森之宮病院(ウッディホール)にて、2015年度ABPIA総会および教育セッションが開催されます。
○教育セッション:2015年10月24日(土) 10:00-17:00
○総会:2015年10月25日(日) 9:00-12:00
ボバースコース2015感想2015年09月28日(月)
2015年9月28日~11月20日まで大阪発達総合療育センターで2015年度近代ボバース概念小児領域8週間講習会が開催されました。
受講生は北は北海道南は奄美大島まで全国各地から集まりました。PT・OT・STはもちろんのこと医師の方も参加されていました。 講習会は、コースリーダーの紀伊克昌先生が監修され、ボバース概念の歴史から最新の知見を交えた考え方を講義して頂きました。
実技はFacilitationA,B,Cを中心に行いました。自分の身体作りから始まり、各タイプ別の考え方を学びました。治療実習や問題解決では、担当の児に関し各専門職の意見を取り入れつつ、じっくり時間をかけてディスカッションすることで講義や実技の内容をより深く理解することが出来ました。 今回の講習会では、知識や技術を得ることが出来たのはもちろんのことですが、なにより各地で活躍されている仲間たちとの出会いという宝物を手に出来たことが嬉しかったです。
本当に本当に充実した八週間でした。ありがとうございました。