ご挨拶

 アジア小児ボバース講習会講師会議(ABPIA:Asia Bobath Pediatric Instructors Association)のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 ABPIAは、小児のためのボバース概念に基づく基礎講習会で講師を務めるインストラクター、専任講師陣が集まり、講習会運営、講義・実技内容の充実を図る打ち合わせの会議から始まりました。その後、ボバース概念の更なる発展や相互研鑽、講師の養成、認定、講習会の開催などの活動に発展してきました。

 また、日本だけにとどまらず、韓国で開催されている基礎講習会での講師陣、パキスタン、フィリピンでインストラクターなるべく研修している者など広くアジアで活動しているメンバーで構成されているため、アジアの冠をつけています。正式な認定講習会の開催は限られていますが、日本、韓国、パキスタン、フィリピン、インドネシアなどで講習会や指導活動、実践的な援助活動を拡げています。

 アジア地域にボバース概念の理解を広め、受講した人たちとともに各地での実践が、子どもたちにとってより充実したものとなるよう考え進めていきます。そして、本サイトを訪れる人たちにとって有意義なものになるように、ABPIAの活動とともに関連する講習会、研修会の紹介など内容を充実させたいと思っております。
ABPIA議長 大橋 知行



 ABPIAのホームページにようこそ。

 私が1970年に渡英し、梶浦先生とともに日本にはじめてボバースコンセプトを導入してから40年以上の月日が経ちます。当時、脳性まひは治療が困難と考えられていました。しかし、医療・福祉・教育といった社会の成熟とともに、現在では多くの子どもたちと家族が地域で活き活きと生活できるようになりつつあります。私たちが挑戦し続けてきたボバースコンセプトの実践が、微力ながらお役に立てたのではないか思うと感慨深いものがあります。

 しかし、ひとたび近隣諸国に目を向けると、まだまだ脳性まひをはじめとする発達初期に障害をもった子どもたちとご家族、そして、関わる人たちはどのように子どもたちを育て、支援すれば良いのか困っていることが現実です。そして、日本においても、様々な困難さを抱える子どもとご家族はたくさんおられます。

 これまで築いてきた私たちの実践が、アジア諸国、そして、世界の子どもたちの未来につながるよう、これからも多くの仲間たちとともに研鑽してまいります。

 ABPIAの活動へのご理解とご協力よろしくお願いいたします。
シニアインストラクター 紀伊 克昌