講習会インフォメーション

ABPIAでは以下の講習会を実施しております。(クリックで各講習会説明へ移動)


脳性まひ8週間基礎講習会

目 的 London Bobath Centreを始めとして世界各地で行われている“Bobath Concept Training 8 week Course for Pediatric Field”に相当するもので、Bobath夫妻および後継者らが発展させてきたBobath概念の理論と知識背景および実技を伝達指導し、我が国における小児領域リハビリテーション事業の発展をはかろうとするものです。本講習会は、脳性まひ児の神経発達学的アプローチを修得し、併せて関連分野の基礎知識を学ぶことを目的としています。
内 容 ボバース概念の歴史、小児神経学、小児中枢神経疾患病因論、個体発生学、正常発達知識と臨床応用、学習障害児・脳性まひ児・重度脳損傷児の各論、感覚・知覚・認知の正常発達と障害分析、コミュニケーション、摂食機能、その他PT・OT・STの各論、実技-姿勢制御、運動制御、正常分析と問題点整理、促通手技、運動効果器の生理的調整、感覚統合調整、デモンストレーションーPT・OT・ST各インストラクター/講師による患者治療 実証
対 象 小児経験年数3年以上の 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医師

上級講習会

目 的 基礎講習修了者を対象に、ボバース概念の最新の解釈と、受講生相互の議論を通じ、臨床的意味づけ(clinical reasoning)と治療技術を深めます。日頃の臨床成果を共有し、ボバース概念のさらなる発展を目指します。
内 容 ボバース概念の理論・解釈・分析・実技・ワークショップ、治療実習、デモンストレーション
対 象 (社)日本ボバース研究会A会員(PT、OT) コース修了者

リフレッシャー講習会

目 的 ボバース概念は、最新の神経生理学や行動科学を常に取り入れ変革していくため、
8週間基礎講習会修了者も常にリフレッシュする必要があり、上級講習会受講に向けた準備的な位置付けとして
企画しています。
内 容 評価と治療の考え方(システム制御、臨床推論の考え方を中心に)、移動活動(Locomotion)と
リーチ活動(Reaching Activities)の分析と実践、評価と治療のデモンストレーション、
実技演習(基本ハンドリング 他)、治療実習を通した講義・実技の実践など。
対 象 (社)日本ボバース研究会A会員(PT、OT) コース修了者

療育関係職種講習会

■新生児室勤務のセラピスト・看護師のためのショートコース
目 的 体幹の未熟性、過敏さと鈍さが混在した感覚異常、認知発達の偏り、集中力のなさ、対人関係の弱さなどが
重なり合って特異な臨床像を形成しているNICUを卒業した多くの乳児の特徴は、器質的な脳病変からは
十分説明できないように思われます。未成熟な脳と身体を取り巻くNICUの様々な環境要因が、
児の発達過程に影響を与えていることが考えられます。発達上の問題点から新生児期の影響因子を解説し、
その解決法を提案します。
対 象 NICU・新生児室勤務の看護師および理学療法士、作業療法士
■脳性まひ児療育関係職種対象講習会
目 的 本講習会では「脳性まひ児の生活支援 ‐多職種によるチームアプローチ‐」を主題とし、
講義・実技・事例検討を通して、以下の項目についてそれぞれの現場で実践できることを目指します。
内 容 「ボバース概念とチームアプローチの重要性」「脳性まひ児の生活障がい」「子どもの身体の動きを学ぶ」
「座位・立位・歩行の援助方法」「目と手の使い方の援助方法」「日常生活動作の援助方法(更衣・排泄・書字)」
「食べる機能について学ぶ」「食事の援助方法」「脳性まひ児の学習支援」「環境調整①:器具・自助具」
「環境調整②:車椅子・補装具」「保育所・幼稚園・学校との連携」など
対 象 脳性まひ児の療育に携わる教諭,保育士,看護師,言語聴覚士,歯科衛生士,保健師,指導員など
(理学療法士,作業療法士,医師を除く)
■早期療育関係者講習会(療育施設保育士対象)
目 的 ボバース概念を基に、早期療育の意義を確認し、子どもの障害像を理解し合い、
生活環境や年齢に応じた支援を行っていくための実践的提案を行います。
内 容 早期から就学までの療育について、脳性まひ児について、日常生活援助について(姿勢・移動・遊び・食事など)、
保育との連携について
対 象 療育施設において脳性まひ児などの支援に関わる保育士など

インフォメーション講習会

目 的 8週間基礎講習会の受講前に、ボバース概念の概要について知っていただくことを目的としています。
ボバース概念・脳性まひの状態像概論、ボバース概念による評価と治療の考え方、
正常発達の治療的応用、評価と治療についての講義、デモンストレーション、実技練習(ハンドリング)などを行います。
内 容 講習会の過去のテーマでは、評価と治療(システム制御と臨床推論の考え方)、移動活動(Locomotion)と
リーチ活動(Reaching Activities)の姿勢・運動分析と治療介入、脳性まひ児の更衣動作の課題と援助、
脳性まひ児の摂食の問題と援助、家庭療育(両親援助)、重症児に対する評価と治療、口腔顔面機能のための
頭部・体幹制御と抗重力姿勢制御の考え方などがあり、その時々の各地域のニーズに基づき企画しています。
対 象 8週間基礎講習会を未受講のPT、OT、ST。講習会によっては、インフォメーション講習会のフォローアップや、
OT、STを対象として企画される場合もあります。

その他の講習会

■医師のための脳性麻痺治療講習会
目 的 小児整形外科,小児科,小児神経科,など、脳性まひをはじめとする中枢神経系に障害がある児者の診療に携わる
医師にボバース概念を広め、チームアプローチの発展に欠かせない協力関係を築く。
内 容 脳性麻痺の臨床像、診断と分類、画像所見、治療方法、マネージメントの実際、発達神経学、基礎、
正常・異常運動発達の見方と解釈、未熟児の発達特徴、Bobath Approachの基本概念、治療概念と原則、
治療の実際について、など。
対 象 脳性麻痺児の治療に携わっている医師